更新日: 18/01/18
目 次 | 掲載日 | |
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1. | 最新のブラウザを使いましょう | H22(2010)/09 |
インターネットで文字や画像を見るためのソフトウェアのことで、正しくはウェブ・ブラウザ(Webブラウザ)と云い、閲覧ソフトと称することもあります。
ブラウザで表示される画面のことを、ウェブページ(Webページ)と云います。ですから、今まさにブラウザを使って、Webページを閲覧していることになりますね。
ブラウザが使われるようになったのは、パソコンが普及しだした10数年前からで、パソコンの高性能化、通信回線の高速化とともに、次第に改良されて高機能化し、現在では、静止画像や動画、音楽などを表示・再生するほか、データの送受信によって、ネット・ショッピングやネット・バンキングなど、私たちの生活にはなくてはならない道具になっています。
ブラウザで最も一般的で有名なのは、MicrosoftのInternet Explorer (インターネット・エクスプローラー)で、IE(アイ・イー)と呼ばれています。IEは Windows に標準搭載されており、 一時はほとんどのユーザーに使われていましたが、インターネットの普及とともに、より使いやすいブラウザが求められ、今では60以上のブラウザが開発され使われるようになりました(右図=2010年6月現在のブラウザシェア、出典:Net Applications)。
下は、代表的なブラウザの一例で、パソコン( Windows とMacintosh)の対応状況を示しています。また、左のロゴからそれぞれのサイト(Webページ)にジャンプできますので、興味のある方はご覧ください。
一般的に、ソフトウェアにはバージョンという考え方があります。バージョン(Version)というのは「版」という意味で、書籍が誤植などを修正しながら版を重ねるように、ソフトウェアも機能を向上したり不具合を修正しながら版を重ねていきます。ですから、新しいバージョン(バージョン・アップ)が発表されたら、出来るかぎり最新版を使うのが、パソコンの上手な使い方です(公開後しばらく経ってからの方が良いとされています)。
特に、Webブラウザーは無料で使えますので、パソコンのハードウェアとソフトウェアの許す範囲で、積極的に最新版をお使いになるのが良いのではないでしょうか。
IEを例にとりますと、1995年にバージョン1が公開され、その後いくつかの改良があって、昨年(2009年)3月に公開したバージョン8が最新版となっています。
一般的に云えば、最新版のソフトウェアは、新しい機能が追加されたり、速度が速くなったりして使い易く、便利になっています。
IE8の場合にも、Web 標準規格への準拠に最大限配慮しつつ、ページ表示速度を大幅に改善、便利な新機能で目的の情報にたどり着くための操作を効率化、また安全性や信頼性もかつてなく向上し、インストールするだけで、快適なインターネットライフを実現すると謳い(右図)、IE6(10年前に公開)やIE7(5年前に公開)からの切り替えを、積極的に奨めています。
Windows の場合バージョンは、大抵の場合ソフトウェアのウインドー上部にあるメニューバーで調べることが出来ます。
ブラウザのバージョンも同様です。こちらのサイト(図解入り)で分かり易く解説していますので、それを参考にチェックをしてみてください。
もし、IE8に切り替えたい場合には、Microsoft の IE8ダウンロードサイトから、インストール可能です。 インストールは簡単で、画面の指示に基づいて行えばいいでしょう。少しでも不安があれば、誰かに相談してみてください。
以上簡単に、Webブラウザについて説明しました。この記事をご覧になっていらっしゃる社友の多くの方々は、 Windows ユーザーで、長い間インターネット・エクスプローラー(IE)に慣れ親しんでこられたことでしょう。前述のとおり、現在沢山のブラウザが公開されており、好みのブラウザを手軽に使うことが出来るようになっています。中には、IE8よりもスピードの速いブラウザもあります(右図=ブラウザのスピード比較、出典:Computer World)。
パソコンに余力(ディスク容量やCPUスピードなど)があれば、いくつかのブラウザをインストールして使ってみるのも面白いかも知れません。
自由な発想で最適なブラウザを選び、より快適なWebライフをお楽しみください。■
* 正確には、ブラウザとは情報をまとまった形で閲覧するためのソフトウェア全般のことを指す。