社友のお便り

今年も4月2日、恒例の若葉会がKKRホテル・桜の間で開かれました。

今年の参加者は15人プラス付き添い3人の合計18人。
高齢化により足元が覚束なくなったお爺さんに、お嬢さんやお孫さんが付き添いで来てくれたので、全員が大歓迎で迎えての楽しいひと時でした。
小森節也君は讃岐の出身で、秀才の誉れ高く、ゴルフも達者、歌唱力抜群という優れものでしたが、3年間のブランクの後、今年はお嬢さんに手を曳かれて登場。
山本誠三君は御伴侶を亡くした後の一人暮らしを続けていた昨年夏、失神状態に陥り、隣人の通報で救急搬送されて一命を取り留めたという強運の人ですが、当日はお嬢さんとお孫さんに支えられて、2年ぶりに顔を見せてくれました。

昨年度は中川克、西井康雄、渡邊祐吉の3君を喪いましたが、それでも15人が85才を迎えてなお元気で、一堂に会することが出来たのは幸せなことであります。

懇談の中で、奥村鑛一郎君が1959年の映画「渚にて― On the beach」の紹介をされました。米ソの冷戦下で核兵器による第三次大戦から放射能汚染のため人類滅亡を示唆するストーリーです。昨今の北朝鮮を巡る国際情勢の緊張の中で改めて60年前の映画を思い起こし、平和な日本でボケが始まっている我々が現実に帰らされたという次第です。

最後は来年卒寿という最高齢の山内了一さんが、恒例の一本締めで締め、来年の再会を約してお開きとなりました。

尚、若葉会のこれまでの記録は下記ホームページからご覧頂けます。

http://wakabakai.xrea.jp/