社友のお便り

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「丸紅フィリピンOB会について」

丸紅は２００８年に創業１５０周年を迎え、「丸紅通史」の発行、東京の「丸紅コレクション展」、大阪本社における展示会などの記念事業が行われています。一方フィリピンでは２００９年８月営業開始１００周年を迎えることになり、一足早く今年９月３０日に記念パーティが現地で開催され、会長・社長始め７００名近くの出席者を得て盛大に行われました。
　このように丸紅では最も古い海外拠点の一つであるフィリピンに因んで、「丸紅フィリピンOB会」を紹介させて頂きます。記録に拠れば、このOB会は当初「丸紅マニラ支店OB会」の名の下に、１９６０～７０年代前半マニラ支店に駐在された有志約１０名が１９９０年６月に集まったのが切っ掛けと言われています。当初は不定期だった集りが２００２年以降毎年となり、人数も２０名から３０名に増えています。

　その後対象を毎年徐々に増やし、今年は１９９０年以降駐在又は長期滞在された方々にも声を掛け、名簿上では海外在住の人達も含め約１７０名に達しています。本会の特徴は、前述の如く駐在員に限らず滞在が１～２年の長期出張者、更には長年フィリピン・ビジネスに携われた丸紅OBや協力企業駐在員まで幅広く対象とし、フィリピンと言う共通の場において苦楽を共にした同士で集り、懇親を図ることを目的としています。従って名称も「丸紅フィリピンOB会」に変更された次第です。
因みに今年は１０月２１日KKRホテル東京に集まり、最多たる６４名の参加を得ました。
　特に今年は１００周年を記念して、丸紅フィリピン会社が記念パーティ用に制作した丸紅のフィリピンにおける活動を紹介したビデオを上映し、またフィリピンの大学を卒業され、戦後丸紅に入社後長年フィリピンとの繊維取引に携われた８８歳の八木輝雄さんより、大同貿易時代のお話を聞かせて頂きました。
　このように今のところ年１回１０月に集まる会合ですが、前述の如き対象でありながら今まで当会よりご案内が出されていない方が居られましたら、会長・世話人の何れかまでご連絡下さい。また遠方で参加が困難な方でも、近況報告などメッセージを送って下されば皆様にご披露させて頂きます。なお当会では入会金とか年会費などは一切徴収しておらず、当日の会費だけで賄っております。

丸紅フィリピンOB会 会長：田中勇介
世話人：宮崎和彦・河野彰二・山根幸重
伊藤治・佐藤清隆・松井有恒・林清隆

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