各地区幹事よりのご挨拶

タ・プロム遺跡にて

タ・プロム遺跡にて

奈良の大仏さん、やっぱり大きかったなあ

奈良の大仏さん、やっぱり大きかったなあ

２０１４年５月より丸紅社友会関西地区の幹事を仰せつかりました１９７３年（昭和４８年）入社の池田 理です。昨年より朝夕電車に乗らずに済む日々がスタ－トし、好きな日にゴルフを楽しみ、旅行に行ける生活をエンジョイしていたところ、本年３月に１年先輩の足立 哲さんから社友会の幹事をすることになったがもう１人必要なのでどうか、と打診があり、こういう経験も面白いかと引き受けさせて頂きました。

丸紅では織物の貿易業務に従事していた関係で、海外駐在が中東・欧州・東南アジア・中国など５ヶ国で計１７年という貴重な経験をしました。子供の学校の問題で１７年の内、家族帯同での駐在はロンドンの５年のみで残りの４ヶ国１２年は単身赴任ということになり、子育てとは縁遠い生活を送った結果、いまだに事あるごとに親父に遊んで貰った記憶がない、と言われる始末。

一方で帯同駐在した５年間のロンドン生活で最初から現地小学校に入り、苦労しながら英語を習得したお蔭で、帰国後も英語を忘れることはなく、中・高等学校でほとんど英語の勉強はする必要がなかったばかりか、米国の教育関係者一行が長男の中学校を訪問した際には英語の先生に通訳を頼まれた（？）という笑いたくなるようなエピソ－ドや大学受験も英語のみという恵まれた英語環境を得ることが出来たのも事実。この点については私の貢献ではないにしても、長男・次男ともに「親父がロンドン駐在したお蔭」と評価してくれます。現在は２人とも英語を使う仕事に就いており、あちこち飛び回っています。

単身赴任の期間に家族を呼んで旅行をしたことも幾度かありますが、そのうちで最も印象に残っているのは、かみさんと行ったアンコ－ルワットで見たタ・プロムの遺跡を侵食する樹木です。その迫力に自然の生命力をまざまざと見せつけられ、回廊を押し潰さんばかりの巨大な根っ子に不思議な力を感じたものです。かみさんもこれには感動しきりで旅行で喜んで貰った数少ないケ－スの１つです。

これからは子供と遊んでやれなかった分、彼らの子供たちとしっかり遊んでやり、かみさんが歓ぶ旅行探しをせっせとすることにします。