各地区幹事よりのご挨拶

この５月より北海道地区社友会の幹事を仰せつかりました栗橋です。就任にあたりまして一言ご挨拶させて頂きます。

北海道地区は平成９年、当事の大谷支社長と前幹事の湯原先輩のご努力により、発足以来今年で１５年目を迎えます。今年度も大阪、東京から新会員各１名を迎え、１０月末現在の会員は３４名（男３３、女１）で、ゴルフを満喫している先輩が多い中、男性合唱団でハモったり、若者達に交じってハーレーダビッドソンを乗り回したり、次の展示会に向けて絵筆を振るっている方等、多士済々のメンバーが年に２回の会合をベースに絆を深めております。これからは女性会員を一人でも増やしていくのが、私の役割だと思っております。前幹事の湯原様には１４年余の永きに渡り幹事を務めて頂き、ご苦労をお掛けしました事にこの場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

私は昭和４７年の入社で、当事の東京繊維第２部の営業職としてスタート致しました。自己管理の甘さから３８歳の時に体調を崩し、業務部にお世話になることになりました。その後学生時代を過ごした札幌に戻り、平成１１年に早期退職し、現在に至っております。

根っからの貧乏性の為か、晴耕雨読の生活には入れず、自宅の一室を事務所として、娘の協力を得ながら、マンションの売買仲介業務に係る仕事を妻と二人三脚でやっております。丸紅時代とは違いお客様の９９％が個人客で色々な職業の方がおられます。区分所有法がどうのこうのと偉そうに説明していたら、お帰りの際に弁護士の名刺を出され、"先生も人が悪いですな"と頭をかくのもしばしばです。 そして全ての書式書類１枚から自らの手で作らなければならない様な些細な事にも妙な喜びを感じております。丸紅という大きなブランドの庇護の下での商売の達成感に何処か欲求不満があったのかも知れません。

孤軍奮闘の何かと困難な事の多い中で嬉しいことは、大好きな犬たちと一緒に仕事が出来ることです。当初はラブラドールのバロン（♂黄）とメグ（♀黒）の２匹に囲まれてのスタートだったのですが、３年前にバロンを１６歳で亡くし、現在はメグ（１４歳）と一緒に働いております。今も私の傍らでバキバキと大きなイビキをかいて寝ています。

若き日に大病を患い、今この様に毎日生活出来ているのは、一重に家族と周りの皆様、そして神様のおかげだと日々感謝しております。

北海道は明治の初めから過分な国の開発予算を頂いて参りました。今では日本に残された貴重な余裕とまで言われております。私は２１世紀こそ北海道の時代だと考えており、優秀な平成の屯田兵が大挙して来道してくれることを願っております。