更新日: 17/3/10
講師略歴
1963年愛知県生まれ。城郭考古学者。奈良大学、教授、前学長。大阪大学博士(文学)。2005年から奈良大学 准教授、2009年より同教授。2012年から13年にドイツ・テュービンゲン大学考古学部客員教授。2015年に考古学の優れた研究者に与えられる濱田青陵賞を受賞。2014年から2016年にかけて奈良大学 学長。2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の真田丸城郭復元考証者。主な著書に『織豊系城郭の形成』東京大学出版会、『戦国の城を歩く』ちくま学芸文庫、『信長の城』岩波新書などがある。
中世から近世へと大きな時代の扉を開いたのは、尾張の小さな戦国大名であった織田信長でした。信長はその生涯で拠点の城を移していったため、時期ごとの城の違いや発達がよくわかります。とりわけ愛知県の小牧山城や滋賀県の安土城などは近年発掘調査が進んで、謎に包まれてきた詳細が判明してきました。そこで今回の講演では、最新成果から信長の城を明らかにして、近世社会の成立に信長の城づくりが果たした役割を考えます。さらに家康の江戸城など、その後の天下人の城に与えた影響も、新発見の絵図などを手がかりに論じます。
連絡事項:
(1)ご出席の方のみハガキ又はE-mail でご返信下さい。
(昼食の用意の都合もございますので、ご出席の方は必ず4月14日(金)までにお知らせ下さい。
変更の場合も必ず4月14日(金)までにご連絡下さい)
(2)当日は参加費1,500円を申し受けます。
(3)11時半よりお席でお弁当をお召し上がりいただき、講演開始は12時からとなります。
社友会事務局
担当:関根・沖野・松井
TEL:03-3282-2138
E-MAIL:SHAYUKAI@marubeni.com